クラス指導

すべての子どもたちに最高の指導を

クラス指導は集団指導ですので、一人ひとりの個性が見失われがちでは?と思いがちですがそれは違います。集団の中だからこそ自分の個性が発見できる、他人の「正解・考え方」の大切さがわかる、そんな場面がクラス指導では多々あります。そこで発見できた個性を充分に伸ばすため、NSG教育研究会では「同じ目標を持つライバルがいるクラス設置」や「教師と生徒による応答重視の授業」、「定期的なテスト結果の管理と個人目標の設定」など、様々な工夫を行い、一人ひとりを見つめる指導を実践しています。これから先、中学受験、高校受験、大学受験、就職…と社会という広いフィールドで生きていく子どもたちの無限の力をクラス指導で伸ばしたいと考え、指導を実践しています。

スキーマ形成指導

新しい事柄を正しく理解し、対応を適切に行うには、学習活動を支える子どもたち自身の「実感」と「納得」がなければなりません。NSGでは新しい事柄を取り込むための土台をスキーマ(器)といいます。知識を受けとめるスキーマは誰にでもありますが、それを問題解決するために使いこなすにはやはり練習が必要です。子どもたちの中にスキーマはいくつも点在しています。新しい知識に出会うと点在しているスキーマから必要なものを選び、それらを組み合わせることで新しく、そして今までよりも大きなスキーマをつくろうとする頭の働きが生まれます。スキーマ形成指導はものごとの背景や当然知っている知識(前提条件)をうまく使い、深い理解を促す指導方法です。

構造学習法

「構造学習法」は物事を関連づけて考えさせる学習で、子どもたちの理解を促すための様々な視点を含んでいます。私たち教師は、それぞれの教科ごとに、学習内容を構造的に分析したうえで、指導しています。例えば、中学2年生の数学で学習する「一次関数」は、それだけが独立した単元として配置されているわけではなく、中学1年生内容の「比例」はもちろんのこと、小学校での学習内容である「変わり方調べ」や、一見何の関連性もなさそうな中学1年生「平面図形」といった単元と密接に関わりあって存在しているのです。そのような関連性を、私たち教師が明確に自覚して子どもたちと向き合うことによって、子どもたちは深い理解を得ることができるのだと考えます。そして、そのような「考える力」を身につけた子どもたちは、「勉強」という場面だけではなく、世の中のあらゆる場面において、力強く生き抜いていけるのだとNSGは確信しています。
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